医療の進歩によって1955年には女性67.75歳、男性63.60歳だった平均寿命は2019年には女性87.45歳、男性81.41歳とおよそ1.3倍に伸びました。

では自立した生活を送れる寿命「健康寿命」はというとコチラも平均寿命と同じように右肩上がりで年々伸びてはいますが、平均寿命との差が男性では平均約８年、女性では平均約１２年あります。

８～１２年の平均寿命と健康寿命の差はあくまでも平均差なので、「ピンピンコロリ」の言葉通り寿命＝健康寿命で死ぬまで人生を謳歌できる人と逆に８～１２年よりももっと長く老後楽しむために貯めたお金は使うことなくベッドの上で過ごす人でハッキリ分かれます。
平均寿命は医療の進歩とともに勝手に伸びていくかもしれませんが、健康寿命を伸ばすためには、運動や身体のケア、バランスの良い食事など身体への時間的、金銭的な投資が少なからず必要になります。
私たち人間はどこまでいっても体が資本です。
元気だから趣味を楽しむことができるし、元気だからこそお金を稼ぐことができます。

ここで質問ですが、あなたは老後を謳歌する人生と介護が必要な人生どちらがいいですか？
また、いつから行動を起こそうと考えていますか？

私の答えは「老後を謳歌するために今すぐ始める」です。
すぐに始めて早すぎることも、動ける体であれば６０歳でも７０歳でも何歳からでも遅すぎるなんてこともありません。
ですが、いつ自分の足で動けなくなるかなんてわかりません。
「まだ大丈夫」と先延ばしにせず今日からゆっくり老後を謳歌するための健康貯金を始めてくださいね。

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