現在WHOの統計では不妊症の割合は女性のみが不妊の割合が５２％、男性のみが不妊の割合が２４％、男女両方に不妊の原因がある割合が２４％となっています。

骨盤は月経周期に合わせて閉じたり開いたりしています。
骨盤の歪みがあるとこの開閉がスムーズに行なえなくなり、骨盤を取り巻いている筋肉が緊張し、骨盤内や周辺の血液の流れが悪くなりるので、脳でつくられた妊娠に欠かせないホルモン（黄体ホルモン、卵胞ホルモン）の分泌を促すホルモン（性腺刺激ホルモン）が血液に乗って子宮まで届けられなくなることで、妊娠、妊娠の維持をしにくい身体になってしまっている可能性があります。

骨盤が歪むと、内臓による子宮や卵巣の圧迫、捻じれをひき起こし、子宮や卵巣の機能が低下してしまいます。
また、骨盤の歪みは子宮にストレスをかけ、ホルモンの分泌にも影響を及ぼすので、妊娠後の早産や流産などの原因の一つになることもあります。

不妊症の治療にはタイミング法、人工授精、ホルモン治療、体外受精、男性では薬の服用、手術など様々ありますが、骨盤を整えることも不妊治療に繋がると考えているドクターも少なくありません。