骨盤矯正

骨盤矯正は骨盤の歪みを矯正専用のベッドを使用し整えます。

骨盤は背骨の土台になるだけでなく、全身の動きの基盤になる部分なので必要に応じて骨盤を取り巻いている筋肉のバランスを整え、骨盤周りの関節の動きが正常になるようにしていきます。

自分の歪みを知ることが姿勢改善の第一歩

骨盤の歪みにはいくつかタイプがあり、歪みのタイプごとに特徴や原因、症状、改善方法、自宅で気をつけるべきことに違いがあります。

骨盤は上半身と下半身を繋ぐ重要な部位になりますが、骨盤の歪みは猫背と違い気づきにくいものがほとんどです。

知らないうちに骨盤が歪み、知らないうちに歪みが強く、頑固なものになり、知らないうちに背骨や股関節なども歪ませ、気づけば様々な痛みや不調を引き起こしています。

骨盤の歪みタイプ

前傾タイプ

骨盤の前傾を強めてしまう原因としては、腸腰筋や大腿直筋、縫工筋、脊柱起立筋下部の強張り（硬さ）、ハムストリングスの筋力低下からなる筋肉の問題、うつ伏せで腰を反らせた体勢、ハイヒールを履くなどの日常生活の癖、習慣があります。

伸展型腰痛の大きな原因となります。

後傾タイプ

骨盤を後傾させる原因は、大殿筋、ハムストリングスの強張り（硬さ）、腸腰筋、大腿直筋、縫工筋、脊柱起立筋下部の筋力低下からなる筋肉の問題、長時間の前かがみ、長時間のしゃがみこみ、イスや床での座り方など日常生活の癖、習慣があります。

骨盤の後傾によって腰椎（腰骨）の前弯が平坦、後弯になると椎間板の圧力が上昇し椎間板ヘルニアのリスクが高まります。

傾き(高さの左右差)タイプ

骨盤の高くなっている方の腰方形筋、脊柱起立筋、腹斜筋が強張り（硬く）、低くなっている方の同筋肉（腰方形筋、脊柱起立筋、腹斜筋）の筋力低下からなる筋肉の問題、片足に体重をかけて立つ、足を組んで座る、車の運転中アームレストに寄りかかる、横座り（お姉さん、お母さん座り）などの日常生活の癖、習慣があります。