スマホの利用時間が長い人は要注意!テクノストレス不眠
2018年06月26日 11:29:59
テクノストレス不眠とは、
PCやスマホの画面から発せられるブルーライトが脳に過剰な刺激を与え、
脳が疲労してしまうことによって起こる睡眠障害です。
特に寝る前にスマートフォンをいつも操作する方は要注意で、脳が就寝時に休息しないといけないのに、
スマートフォンの操作のせいで逆に覚醒させてしまうので、サーカディアンリズム(体内時計)が乱れて、
自律神経系や内分泌系、免疫系に悪影響を及ぼしてしまいます。
しかもブルーライトは睡眠障害だけではなく、
複数の様々な障害を同時に発生させてしまうということにも注意が必要です。
テクノストレス不眠の特徴としては、症状が遅れて現れることが挙げられます。
今はまだ不調が現れていなくても、2〜3年後に症状が出てくる可能性があります。
症状が遅れて現れる上に、テクノストレス不眠であると気づきにくいことから、
医師の診察を受けるのが遅れてしまうケースが多いんです。
しかし、治療の開始が遅くなればなるほど、治るまでに時間がかかるんですよ。
夜は本来脳を休める時間なので、『床につく2時間前以降はスマホを使わない』などと決めて、
その分、身体をリラックスさせるようにしましょう。
また、スマートフォンの使用で首が前に倒れる(ストレートネック)ことで、
首に集まっている重要な血管が圧迫され、血流が悪くなり、さまざまな不調が引き起こされます。
(サンデー毎日で、2018年6月14日に記事がでています。)
しかも重症化するとかなり危険で、首の筋肉の疲労から副交感神経が働かなくなり、
頭痛・めまい・不眠・ドライアイ・ドライマウス・胃の不調・うつ病等を引き起こします。
更に2010年から2015年までに中高生の自殺率は31%上昇しており、
特に女子では65%上昇していました。
自殺念慮や自殺企図といった自殺につながりうる経験について調べたところ、
スマホやパソコンなどのデジタル端末を使用する時間が1日当たり1時間未満の中高生では29%に対して、
2時間だと33%、そして5時間以上になると48%と、明らかに上昇するという結果もあります。
現在日本では全世代平均スマホ利用時間が3.1時間、女子高生では6.1時間と1日の空き時間のほとんどがスマホの利用時間となっています。
スマホを見ている時には人は表情筋を使っていないので「しわ」や「たるみ」の原因にもなってしまうので美容面でも要注意なのです。
今回は健康情報をお届けさせていただきましたが、お身体の不調や悩みなどありましたらお気軽にご相談ください。
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