若返るために「ミトコンドリア」を増やそう!
2018年05月10日 18:13:47
こんにちは、はちおうじ整骨院です。
今回の話の主役は「ミトコンドリア」
1度は耳にしたことがあると思います。
このミトコンドリアは体を若返らせてくれる作用があります。
まず、少しミトコンドリアがどんなやつなのか、お話ししていきます。
ミトコンドリアとは、生物の細胞の中にある器官で、細胞全体の10~20%を占めています!
細胞によっては、100~3000個ものミトコンドリアが含まれており、さまざまな役割を果たしております。
その中でも、もっとも重要な働きが「エネルギーの生成」です。
ミトコンドリアは食事で摂った栄養と、呼吸で取り込んだ酸素を使って、ATPというエネルギーを放出する物質を作ります。
ちなみに、こんな経験はないですか?
ジョギングを始めたばかりだとすぐ息があがったりしてきつく感じるけど、定期的に走っていると段々息があがりにくくなったり、きつくなりにくくなったり・・・
このような変化は、ミトコンドリアが運動によって増え、呼吸で取り込む酸素量が同じでも、効率的に酸素を使えるようになったためです。
運動を始めたばかりの時は、酸素を無駄遣いしてしまうので息がハァハァと切れてしまいます。
しかし、運動を継続することでミトコンドリアが増え、エネルギー代謝がよくなり、酸素を効率的につかえるので息があがりにくくなるのです。
ただ、こんなミトコンドリアも年を取るにつれて減少していきます・・・( ;∀;)
さらに、ミトコンドリアには、「質のいい物」、「質の悪い物」があるのです・・・
この質の悪い物は、悪い生活習慣、悪い姿勢が続いたり、年を取ったりすることで増えてしまいます・・・
それが私たちの体の老化にも大きく影響を及ぼします。
ミトコンドリアが減少したり、質の悪い物が増えると、作られるエネルギーが不足します。
エネルギーの生成量が減ると、生命活動に必要な部分に優先的にエネルギーが送られるので、
若さを保つための「老化防止機能」や「遺伝子の修復」などにエネルギーが使えなくなります。
そして、こんな研究結果も・・・ミトコンドリアのエネルギー生成量が減ると認知症になりやすくなることも分かってきたそうです!!
ミトコンドリアを増やすのにいいのは、ややきつめの「有酸素運動」、「姿勢をただす」などなどです。
姿勢に関しては、ミトコンドリアが姿勢を正すときに使っている筋肉に多く存在しているからです。
姿勢が悪いと、取り込める酸素量も減るのでそもそもミトコンドリアがエネルギーを作り出せない・・・なんてことになりますし、使われないミトコンドリアは、質の悪い物に変わったり、無くなったりしてしまうので、猫背を改善したり、骨盤の歪みを整えたりすることは細胞レベルで健康に、若々しくなっていくということなのです。
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